食べた日。
友達の彼氏さんがイモラの二つ星レストランで働いていて
勉強のために別の二つ星レストランにお昼に食べに行くということで
私も一緒に食べに行きました。
イモラから車で40分位のところでフォルリの近くの
カストロカーロ テルメという場所にあるLa Frasca(ラ フラスカ)という店です。
それにしてもとてつもなくお腹いっぱいになりました。
前菜2つ、魚介のパスタ(オレンジソース)、海老のスープ(フィノッキソース)、
魚のフォアグラと魚(何の種類かは忘れました。。)、デザート、プチデザート、
チョコレート、コーヒー。。。を食べました。
お酒もスプマンテ(発泡酒)、赤ワイン、デザートワイン。。。
さすがに夜は食べれませんでした。
前菜の2つ目が面白かったです。
ヒラメの上に黒トリュフがのって、付け合せにほうれん草を素揚げしたのかな?
よくわからないけれどパリパリとした食感のほうれん草でそれが青海苔の味がして、
黒トリュフも縦長に細かくスライスしてあったので
最初それこそ海苔がかかってるんだ、と誤解しました(^^;
非常に「和」っぽい雰囲気だったし、とてもおいしかったです。
デザートは前にイモラのレストランでも働いていた人がそこで作っていて
デザートがテーブルに運ばれると
彼女自身がデザートの内容の説明をしに来てくれて、懐かしかったです。
甘い物に目がない私にとっては至福の時でした。
6人で行ったのですが、そのうち4人が料理人。
皆、楽しい会話をしながらも食べている時はとても真剣でした。
一人大体100ユーロしたのですが
同じピアノをやってる友達が
「このお金は私達にとっては演奏会のチケット代なんだね。」と言いました。
何気なく食べて「おいしいね~」なんて言ってたけれど
お皿が出る時というのはまさに私達が演奏会で弾いているのと同じなのだとも
その友達は言っていて、全くその通りだなあと思いました。
実際彼らは食べ終わるとそのお店の台所を見に行って、
お店の外に出ると今日食べた物についてあのソースのあれが多すぎる、とか
どこの店はどうだ、とかワインの品揃えがどうだ、とか様々な意見が交わされていて
まるで演奏会の批評を言っているようでした。
今更ながら、料理の道も深いんだなあ。。。と思いました。
それにしても長い食事。
道に迷ったせいもあって到着が遅れ、14時くらいから食べ始めて
お店を出たのは17時をまわっていました。
でも、こういうお店で食べる時はいつもそれくらいかかっているかなあ。
よく食べました。