怒涛の2週間終了。

皆様、お久し振りでございます。
昨日ニューヨークから日本に帰りました。
成田に着いて母と再会したら開口一番｢NYが大変なのよ！｣と言われて
初めて大停電になっていることを知りました。
私は14日のお昼出発でした。停電は16時に起きたそうで私はラッキーでした。
ただ、今回NYのフェスティバルで友人になった多くの日本人は15日出発だったり
ヨーロッパからの参加者も14日の夜出発だったりしたので
彼らの安否が非常に心配です。
皆が無事に帰路についていることを祈っています。。。
さてさて、ニューヨークでの滞在は一言で言って死ぬ程忙しかったです。
初めの2日間は高校時代の同級生のチェリスト、すみれちゃんのお宅でお世話になり
私が寝ながら大笑いしていた夜もあったらしいのですが
なんだか高校時代に戻ったみたいにお互い変わっていなくて楽しかったです。
ありがとね、すーにゃ！
フェスティバルのある場所は住所は一応ニューヨークなのですがマンハッタンではなく
マンハッタンから電車に乗って急行で約30分程の所にあるテリータウンという田舎町でした。
最初の2日間は4年ぶりの再会となったSandor先生とのレッスンが先生のご自宅であり
先生はマンハッタンに住んでいらっしゃるので
マンハッタンーテリータウン間の移動とレッスンの連続でくたくたになりました。
先生は今年で91歳になられていました。お元気そうだったのですが
足腰がかなり弱くなって来ていて｢お年を取られたなあ｣となんだかショックでした。
でもレッスンはまだまだパワフルおじいちゃん！
しかも8月5日からはスペインにツアーで出かけられました。
またお会い出来たらいいなあと思いました。
フェスティバルの方はソロは基本的にYablonskaya先生のレッスンを、
そして室内楽はドヴォルザークのピアノクインテットをNersessian先生と、
急遽現地でやることになったベートーヴェンのスプリングソナタをMainolfi先生のレッスンを受講し
Yoffe先生のマスタークラスを受講したり
いきなり練習室のある廊下で頼まれて急に演奏会で伴奏をしたり
自分のソロや室内楽の演奏会も日によっては一日に何度もあったりで
とても忙しかったですが、ためになりました。
また毎晩夜中の2時まで皆でしゃべったりして
でも翌朝は早起きをしないと朝食を逃すため、いつも6時半に起きていて
最後は風邪っぴきになってしまいました。。
ニューヨーク在住の知り合いと会う約束を旅立つ前にしていましたが
それもほとんどが実現せず、悲しかったですが
唯一、幼稚園時代の友人と夕食を一緒に出来た事はとても嬉しかったです。
また、半日ほど数人でマンハッタンに出かけ
主にブランド通りといわれる5番街を練り歩き
ラルフローレンでスゴイ物を買ってしまった事は忘れられません。。
一生使うから、いいか。。。
それにしてもはじめてのニューヨークだったにも関わらず
東京と似た雰囲気で、結構街になじんでいたらしく
よく色んな人に｢ベネトンはどこ？｣などと道を尋ねられました（＾＾；
でも黒人の多さにはびっくりしました。
バスでも地下鉄でも、とにかく白人の方が少ない印象を受ける位で
黒人とアジア人の数が多く、やはり移民の国なのだなあと思いました。
今回得た様々な経験、出会いを大事にして
これからも頑張ろうと思います。
しばらく日本におります。少しゆっくり休もう。。。