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初パリ暮らし

パリでの生活が1月12日より始まりました。
13日には引っ越しやさんが予定通り来まして
荷物の詰まったダンボール箱、総数25個を取り出して
(予定より箱数が増えてしまいアパートに入り切るか実は心配でした^^;)
母の手助けもあり、順調に生活の基盤を整える事が出来ました。
ただ、丁度この時期にNYからヤブロンスカヤ先生がパリにいらっしゃったので
先週は月~水はヤブロンスカヤ先生のレッスンを受講し、
木曜日にエコールノルマルへ入学登録とムニエ先生にご挨拶を、と思って行ったら
突然レッスンが始まって困惑したり
引っ越しとレッスンを同時にこなしたので疲れてしまいました。
母がいなかったら両方同時には出来なかったと思います。
母がいたので結構外食もして、おいしいものを沢山食べました。
マカロンが有名なお店「ラデュレ」にはよく行ったなぁ。
あと突然の雨で急遽、シャンゼリゼ通りにある「フーケ」でも食べました。
帰宅してガイドブックを見たら「映画俳優やスターが通う店として有名」
なんて書いてあって、なんとも豪勢なところに入ってしまったんだなあと
二人でびっくりしました。
だってメニューに載っている食材がキャビアやオマール海老などのオンパレード!
貴重な経験をしたのかもしれません。一人では絶対入れません。
演奏会にも早速2回行きました。
室内楽と、オーケストラ。
室内楽の方はシャンゼリゼ劇場で行われ、モーツァルトがテーマだったようで
オールモーツァルトプログラムでした。
この日は演奏会を知った時間がもう開演時間に迫っていたので
20分遅れて会場に着いて、チケット売り場に行ったら
「遅すぎるわ。もう閉めました」と冷たいお言葉。。。
イモラでは休憩後とか、始まって大分時間が経つと
チケットのもぎりの人がいなくなって、自由に入れるので
果たしてパリはどうなのだろうと実験をしてみました。
休憩になって人がどんどんロビーに流れて来たので
なんとなくまぎれてみたら無事潜入に成功しまして
おまけに1階の舞台に近い席で聴く事が出来てラッキーでした。
最後に弾いたターリッヒ弦楽奏団はよかったです。
流麗で人の声が歌っているように聴こえました。
バランスもとっても良かった。第2ヴァイオリンの人がすごいなあと思いました。
昨日はラーンキというピアニストがブダペスト交響楽団と
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を共演、
第2部はショスタコーヴィッチの交響曲第12番で
指揮はJanos Furst(正確な発音の仕方が分かりません。。。)でした。
ラーンキは終始集中力が切れることなく、指さばきも抜群で
非常に理知的なベートーヴェンで素晴らしかったです。
特に高音部をキラキラ弾くのが上手くて、ピアノ~ピアニッシモの響きが綺麗でした。
そして第2部のショスタコーヴィッチが素晴らしかったです。
ショスタコーヴィッチ独特の風刺、弦楽器のうねり、金管楽器が大活躍。
久し振りに生でオーケストラが聴けてとても楽しかったです。
それにしてもパリはよく歩く街だなぁ~と実感しました。
そして常に下をよく見て歩かねばなりません!
犬を連れて歩く人をよく見ます。犬は私も大好きで見る度に顔がほころぶのですが
フランス人のそういう無頓着さはいかがなものかしら…と思います。
今日も気を付けて歩こうと思います(^^;

Written by yuko 2005.01.23 09:10 | No Comments

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