Prokofiev All Piano Sonatas Concert at Mitaka City Arts Center

昨日はお足元の悪いなか、また寒いなか
プロコフィエフ生誕120周年記念
ピアノソナタ全曲演奏会にご来聴下さった皆様
本当にありがとうございました。
17時45分プレトークから始まり
21時30分終演という長丁場、
日本・ロシア音楽家協会会員の皆様、スタッフの皆様、
調律の小宮山さん、大変お世話様でした。
そして監修の寺西昭子先生、
本当にありがとうございました。

出演者全員、音楽学者の森田稔先生、
そして寺西昭子先生と撮った写真をご紹介します。

自分の悪い点というのは
なるべく公にはしない方が良いのかもしれませんが
自省の念も込めて書かせて頂きます。
当日朝11時からのリハーサルでは調子が良かったものの、
リサイタルとは違うコンディションのためなのか何なのか。。
自分の力を発揮出来ませんでした。
楽しみに聴きにいらして頂いた方々には
ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。

1月後半から昨日まで、色々スケジュールが入った中で
本番が6回、審査を1回。
レッスンに来られる生徒さんも少しずつ増えてきました。
新曲も多く、日々に忙殺された感も否めないのですが
色々な事を欲張りすぎて何もかもがおざなりになってしまった。。
その結果が昨日の演奏につながってしまったと思います。
「良かった」「楽しかった」など、ご感想を頂けるのは
とてもありがたいことで励みになりますが
「ただ、弾く」のは誰にでも出来る事。
いや、むしろ「普通に弾く」ことほど
難しいことはないのかもしれないのですが。。

ともかく、
今後昨日の様な演奏をしないために
もっと自分に厳しく、吟味して、絞って、
余り色々な事をやりすぎて散らからないように
でも後悔のないように
もっと音にこだわりを持って
研鑽してまいりたいと思います。

痛い目に遭ってからでないと
なかなか気付けない私なのですが
また皆様に演奏を楽しんで頂けるように
一から出直します。
懲りずに今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。