June 2017
6月8日
某サイト撮影取材のため山野楽器銀座本店にお邪魔しました。
詳細は今週中に発表となりますが、ご覧いただければ幸せです。
6月9日
中村あんりさんと合わせ。会場で音の確認ができるのが大変ありがたいです。
6月11日
高田馬場管絃楽団との合わせ。
ソロ・デュオ・オーケストラと編成が異なる時にどんなバランスで弾くか、鍛えられます。
6月15日
中村さんとの公演前最後の合わせ、そして中村さんの撮影取材。
短期間に様々な勉強をさせていただける現在に感謝すると共に、それをどう表現につなげていくかが課題。
6月17日
ヤマハ銀座コンサートサロンにて上野優子With Friends リサイタルシリーズ Vol.3 <リストの系譜>
第1回のピアノ五重奏、第2回のピアノデュオに続き
第3回はゲストにオーボイスト中村あんりさんを迎えての公演。
リスト:死の舞踏<ピアノソロ> おお、夢に来ませ<デュオ>
クララ・シューマン:3つのロマンス
シューマン:アダージョとアレグロ
サン=サーンス:オーボエとピアノのためのソナタ
ラヴェル:クープランの墓(ピアノとオーボエによる)
アンコールにグァスタヴィーノの歌曲「鳩のあやまち」、シューマンのリーダークライスより「春の歌」を演奏しました。
今回の曲目はピアノの担当する音の数がとても多くて、それでいて音域の意識の鋭さが求められましたが
特に後半はわたし自身も響きを楽しんで演奏することができたように思います。
超満員のお客様にお聴きいただけて、嬉しかったです。本当にありがとうございました。
写真はヤマハの斉藤拓也さん、素晴らしい調律の鈴木俊郎さん、
音楽評論家の真嶋雄大先生、そして日経新聞の池上輝彦さん。
一緒に音楽を創り上げてくださった中村あんりさんに心から感謝。
6月18日
パリの恩師のひとりでもあるジャン・マルク=ルイサダ先生のリサイタルを拝聴するため紀尾井ホールへ。
調律は前日自分がお世話になった鈴木俊郎さん。
ルイサダ先生は久しぶりの東京公演で気合も充分なご様子、
多彩な音のパレット、情感、イマジネーション・・・全てが素晴らしかったです。
特に舟歌と幻想ポロネーズはこれまでのテンポより少し落とし、その分アグレッシブな部分では一気にギアチェンジ。
本当に幸せなひとときで、アンコールに至っては5曲も演奏されました。
終演後にも色々なお話を伺うことができて、本当に勉強になりました。
公演が終わったばかりなのに「練習しなきゃ」と仰っておられ、
ピアニストとはなんて職業なのだろうね!と天を仰ぎながらお話されていたのが印象的で
わたし自身も身の引き締まる思いでした。
ずっと果てしなく勉強して、その先に見える景色はどんなものなのだろう。
今月27日にご命日を迎えるジェルメーヌ・ムニエ先生(2006年ご逝去)、昨年7月に急逝された中村紘子先生・・・
今だからこそ伺いたいことが沢山あります。
さて、25日(日)には千葉県流山市生涯学習センターにてピティナ・ピアノステップの
アドバイザー、そしてトークコンサートをさせていただきます。
ピアノは日本では珍しいブリュートナーで、今からどんな音色だろう・・・と楽しみです。
入場無料ですので、お近くの方は是非お聴きいただければ幸せです。