名演と出逢う
先週は3回、演奏会に行きましたが
シャンゼリゼ劇場でのニコライ・ルガンスキー氏リサイタル、
シャンゼリゼ劇場でのロリン・マゼール氏指揮
ニューヨーク・フィルの演奏会は
本当に素晴らしくて、
聴けてとても幸せな気分になりました。
ルガンスキー氏の演奏をライヴで聴くのは
実はこれが初めてで
ショパンの練習曲のCDを聴いてからずっと
一度演奏会で聴きたいと思っていたのですが
パリによく来るのに
何故か演奏会の日は私がパリにいなくて
3年越しでやっと聴けました。
特に後半のラフマニノフの楽興の時、ソナタ2番、
そしてアンコール5曲が素晴らしかったです。
ロシア人ですがとても理知的でパワーで押しすぎず
構成力が素晴らしかったです。
終演後は私も長蛇の列に並んでCDにサインを貰ってしまいました!
今まで貰ったサインはヴィルサラーゼ氏、キーシン氏。
・・・全員ロシア系です。偏ってますね。。
ニューヨークフィルの演奏会では
高校の同級生で大活躍中のチェリスト・工藤すみれちゃんが
今回の欧州ツアーに団員として来ていて再会出来ました。
実はアメリカのオーケストラをライヴで聴くのは初めてでしたが
ダイナミックで迫力があってまさにアメリカンな音!!
国によって本当に音が違うのが面白いなあと思いました。
日本人も住む国によって日本語の発音が違いますし
(その国の言語の発音に似てきます)
耳って環境にとても敏感なのだと改めて実感しました。
こちらの演奏会もアンコールが3曲もあり
喜びが溢れた音楽にとても感動しました。
生マゼール氏も見れて感激しました。
写真はルガンスキー氏。
一人一人丁寧にお話とサインをしていました。