2016 February
2月
8日は浜松国際ピアノアカデミー開催20周年記念コンサートがサントリーホールで行われ
音楽監督であられる中村紘子先生のお話で幕開け、
上原彩子ちゃん、河村尚子ちゃん、そしてチョ・ソンジンさんがソロやデュオ、最後は1台6手を演奏され、素晴らしい演奏に刺激を受けました。
そして終演後は歴代アカデミー受講生や関係者が集まっての懇親会。
余りの懐かしさにさながら同窓会の様相で、あっという間のひとときでした。
さらに頑張ろう、と思える熱い夜でした。
11日はバレンボイム(ピアノ、指揮)&シュターツカペレ・ベルリンの演奏会をサントリーホールにて拝聴。
プログラムはモーツァルト/ピアノ協奏曲KV491、ブルックナー/交響曲第3番。
高い集中力、そして深い響きを堪能しました。バレンボイムとオーケストラの信頼関係も素晴らしく、聴くことが出来て本当に良かったです。
14日は二月大歌舞伎、夜の部へ。
スローモーションの美、細かな描写。西洋音楽とのアプローチの違いを楽しみました。
衣装が色鮮やかでとても綺麗で、浄瑠璃も素晴らしかったです。
八ツ橋の菊之助さんの表現は今でも心に残っています。
「音楽現代」3月号に浅岡弘和先生による11/26公演(皇帝)の批評が、
「ショパン」3月号にプロコフィエフのピアノソナタについての拙筆・夏にかけての公演カレンダーが、
「音楽の友」3月号の真嶋雄大先生短期連載に名前と写真が、掲載されました。
25日は杉並公会堂小ホールにて、『アレンスキー没後110年記念コンサート(その命日に)』午後・夜全2公演でした。
音楽評論家の谷戸基岩先生の企画で、私の他に石岡千弘さん、内門卓也さん、山本恵利花さんがご出演。
私は24の性格的小品Op.36を2回に分けて(午後の部で1番~12番、夜の部で13番~24番)演奏。
午後の部では最初に、そして夜の部では最後に、それぞれ約40分ずつ演奏させていただいたのですが、
この「分けて弾く」ということがこんなに大変だとは思いませんでした。
精魂使い果たしましたが、今後も是非取り組んでいきたい作曲家の1人となりました。
3月へ続く・・・