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来訪者

5a1139ac.jpg夏の間は風通しを良くするため弾いていない時間は窓を開けているのですが、
最近その窓から遊びに来る子がいます。
それが写真の猫ちゃん。
アパートの同じ階に住んでいる人が
飼い主なのですが
夜はどうも外に出しているらしく、
あっちをふらふらこっちをふらふら。
数日前はお風呂から出たら
ピアノの前にいてびっくりしました。
慌てて外に出てもらったのですが
この子、とっても人なつっこいんです。
今まで私は断然犬派だったのですが
最近、猫もかわいいかも…と思う様になって来ました。
(写真の場所は飼い主の家の玄関前です)

Men det som skiljer dem at fran andra casino sidor och som gor att de sticker ut fran mangden ar deras trippla bonus och deras dygnet-runt support.

Written by yuko 2004.09.04 08:47 | No Comments

回顧

明日は私にとって大切な人の命日です。
非常に音楽を愛する方で、ドイツ文学を専門にされた哲学博士。
パイプたばこが大好きで、とっても上品な先生でした。
お宅に遊びに行くと必ずピアノを聴いて貰いました。
といっても生前は2回しかその機会はなかったのですが。。。
今でも帰国するとお宅に伺って、
奥様と先生に演奏を聴いて頂いています。
ピアニストの深澤亮子先生が
ホームコンサートでトリオを弾かれるので
家が近所なので譜めくりをお願いしたい、と言われて
お宅に伺ったのがそのご夫妻との最初の出会いでした。
譜めくりだけのはずが私も弾くことになってしまい
リストのスペイン狂詩曲を弾いたらとても喜んで下さって
それから何かの折には呼んで頂いて
演奏したり、楽しくお話をしたり。
先生から見れば他人の私の将来の事を
真剣に考えて下さいました。
柔らかな笑顔がとても印象的でした。
でも出会った時には既にご病気だったそうです。
もっと沢山お話を伺いたかった。
もっと演奏を聴いて頂けたらよかった。
死後の世界が果たしてあるのか、私にはわからないけれど
いつかまたお会いしたいと思っています。

Written by yuko 2004.09.02 07:00 | No Comments

目標:体力増強

b98ebf4e.jpg今日はプールに行って来ました。
イモラ生活6年目にして初めて行ったのですが(^^;
お昼時に行ったのでわりと空いていて気持ち良かったです。
水中エアロビクス教室が丁度開かれていて洋楽がガンガンかかっていました。
ちょっと見づらいですが、写真はその時の図です。
試しに同じ動きをしてみたら案外きつくてびっくり!

Written by yuko 2004.08.31 08:49 | No Comments

工事中

0700083a.jpg私の住むアパートの前にあるエミリア通りが現在工事中で、車両は通行止めになっています。
因みにこの通りは途中で名前を変えるものの、
ずっと真っ直ぐ進めばローマにたどり着くそうです。
毎朝7時過ぎからドドドド・・・という轟音がして
今や目覚まし代わりとなっております。
そうして12時すぎからお昼休みに入り、
再び2時頃から5時頃まで工事をしています。
早く終えるのだったら遅く始めて欲しい・・・
と思う、今日この頃です。
さすがに今日は日曜日なのでお休みでした。
いつもはバスも通る、この街にとって主要な通りに穴が。。。
ちょっと珍しいかなと思い家のベランダから撮ってみました。

Written by yuko 2004.08.30 08:59 | No Comments

やっぱりアンラッキー・・・

今朝、右の人差し指の爪と肉の境を切りました。
丁度、鍵盤と当たる部分。。。
→よって、右手が弾けません。
更にその数時間後うちのテレビデオのビデオデッキが壊れました。
→よって、当然ながらTVが見れません。
今日は週末。
電気屋さんから「早くて月曜になります」との無情なおコトバ。
やっぱり今年は何かに取り憑かれてるのでしょうか。。。

Written by yuko 2004.08.29 03:06 | No Comments

母という偉大な存在

私はこの2ヶ月、胃炎を患ったために外食はなるべくしないで
胃に優しい物を摂取する様に気を付けてきました。
しかし7月末から3週間もの間、講習会のために自炊出来ず外食が続いた為、
イモラに帰った頃には胃腸はボロボロでした。
17日にはストレーザという湖畔の街で演奏会も控えており困っていたら
母がわざわざ日本から10日間だけ来てくれました。
滞在中は折角のヨーロッパなのに旅行をする事もなく、
毎日家事をしてくれて
出発する日の朝まで沢山の料理を作ってくれました。
そして、私が休めるように気遣ってくれました。
おかげで私は体調も随分回復しましたし、練習に集中する事が出来ました。
17日の演奏会は夕方から雷雨という悪天候にも関わらず、
会場は満員のお客様で
演奏は最後の曲まで集中力が途切れることなく弾けました。
当日は以下の様なプログラムでした。
ベートーヴェン:ソナタ第31番 作品110
ドビュッシー:練習曲 半音階のための
ショパン:練習曲作品25-4
リスト:超絶技巧練習曲第10番
シュニトケ:5つの警句より第1曲、第2曲
メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲
ヒナステラ:ソナタ第1番 作品22
ストレーザはリゾート地で夏は観光客も多数訪れる、
素敵な景色の街です。
また宿泊させて頂いたホテルは4つ星の綺麗なお部屋だったので
母には漸く旅行気分を味わって貰えたようで、よかったです。
今回の母の滞在で、生まれて初めて母に
私の作った料理を食べて貰いました。
普段日本では、私は全く台所に立たないのです。。。
料理といってもカルボナーラ・スパゲティなのですが。。
でもおいしく食べて貰えて嬉しかったです。
この10日間ほど母の存在が大きかったことはありません。
私は将来、母のようになれるのでしょうか。。。
どんなに感謝しても足りません。
現在アテネオリンピックが開催中で、
様々な家族愛の形がクローズアップされています。
ひとつのことを真剣にやり続けるという事は
色々な人を巻き込んでいるのだと思います。
やはりどんな事でもたった一人では何もやり遂げられないと思います。
協力して下さる全ての人に感謝をしつつ、
恩返しが出来る様に頑張りたいです。
今回私は母から勇気を与えて貰った気がします。
お母さん、ありがとうございました。

Written by yuko 2004.08.27 08:48 | No Comments

アンラッキー?

長い間ご無沙汰しておりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は7月末~8月9日の間
ナポリ近郊の街パドゥーラにて
ペトルシャンスキー先生のレッスンを受講し、
その後ピレネー山脈の方にある街プッチェルダにて
ヤブロンスカヤ先生のレッスンを受講する為、
プッチェルダ音楽祭に行って来ました。
期間中はこれ以上不運な年はないのではないかと思う程
とにかく様々なトラブルに見舞われました。
まずはパドゥーラに行く前に帰国して
胃カメラを飲んだり、色々な検査をしたこと。
検査の結果、胃炎を患っている事が分かりました。
何か別の大きな病気ではなかったのは幸いでしたが
食事に気を使わなければいけないし、大変でした。
次にプッチェルダに向かう途中で
パスポート・イタリアの滞在許可証・航空券がなくなったこと。
これはこの旅で最大の不幸な出来事でした。
ナポリからバルセロナまで飛行機で飛び、
バルセロナからは列車で3時間半でプッチェルダに到着するのですが
途中リポールという駅で乗り換えをしなければいけませんでした。
その日は朝6時発のバスでパドゥーラを出発し
リポール駅で列車を待つ時には18時半を回っており
移動に計12時間以上かかっていて非常に疲れていました。
列車を待つ間プラットフォームのベンチに座って読書をしていたのですが
そのうち子供達6、7人が私の周りにやって来て話し掛けて来ました。
スペイン語とイタリア語はよく似た言語なので
コミュニケーションをとる事が可能です。
なんとか話をしているうちに
子供達のうちの誰かが私のバッグに手を伸ばし
財布に似た、紺色のケースに入ったパスポート類を
盗って行った事が考えられます。
もしくは、リポーループッチェルダ間の列車内で
通路を挟んだ隣りに眼鏡をかけた恰幅の良いおじさんがいたのですが
私が眠っている隙に盗ったか。
リポール駅まではそれらを持っていた事は確実なのですが
その後プッチェルダのホテルでチェックインするまで
パスポート類がない事に気付きませんでした。
パスポート類がなくなった後は
慌ててクロアチア大使館で働いた経験のある友人に対処法を聞いて
警察へ行って被害届を作成して貰い、
バルセロナにある日本領事館へ連絡をしました。
パスポートも航空券も再発行するには
直接バルセロナにある領事館もしくは事務所へ行かねばならず
それから何度も片道3時間半かけてバルセロナへ行きました。
「ドラえもんのタイムマシーンがあったらなぁ…」
と真剣に思ってしまうほど、きつかったです。
でも全ては自分の不注意から起きた事。
皆様もスリにはご注意を!
それからも不運は続く。
気に入っていた洋服の生地がやぶれ
疲れから風邪を引いてお腹をこわし、いまだ治らず。。
私は何かとんでもなく悪い事でもしたんでしょうか。
本当についてない年になってしまっています。
しかしプッチェルダ音楽祭では昨年知り合った友人と再会出来たり
また新たな友人も出来てプールに入ったり、
バスケットボールをして汗を流して楽しめたし
ヤブロンスカヤ先生のレッスンは相変わらず的を得た、
素晴らしいものでしたし
演奏会も沢山あって非常に勉強になりました。
またスチューデントコンサートでは3回演奏し
音楽祭参加者のコンクールがあったのですが
1位なしの2位を頂いて、来年演奏会をさせて頂く事になりました。
今回学んだ事をより良く理解して、演奏に生かせる様に頑張ります。

Written by yuko 2004.08.14 08:38 | No Comments

ケロケロ。

e0f2710d.jpgこのカエルくんは
イタリアへの留学が決まった後、
餞別代わりにサークルの先輩から
頂いたものです。
何とも言えないその味のある姿にメロメロです。
この暑い中、少しでも和めるかなあ…と思い、
最近はピアノの譜面台のところにだら~んと寝かせています。

Written by yuko 2004.07.07 08:14 | No Comments

Saldi(セール)

12183465.jpg夏のサルディ(セール)の季節になりました。
そこで今日は夕方からボローニャへ出かけてみました。
ウィンドーショッピングをするつもりが気が付けば色々お買い上げ。
まだセールは始まったばかりなので30%~50%引きといった具合でしたが普段は買う事のない、
いわゆるブランドのお店でもこの時期は手に入りやすくなるので
なかなか良い買い物が出来ました。
しかしこちらの製品は例えばノースリーブニットなどは
胸の開いたデザインが多くて
ちょっと抵抗があったのでお直しして貰う事にしました。
なので、土曜日にまた引き取りに行きます。
ショッピングの後はイモラにすぐ戻って
悠くんのお家で日本から持って来た油揚げの賞味期限が今日までという事で
おいなりさんと肉じゃがをご馳走になりました。(写真参照)
おいなりは二人の合作ですが(といっても酢飯を油揚げに入れるだけ)、
酢飯を作る時にご飯を切る様に混ぜなさい!と怒られました(^^;
とてもおいしかったのですが
こういう時に限って胃腸の調子が悪くなってしまって残念でした。
せっかくの食事だったのに申し訳なかったです。

Written by yuko 2004.07.06 08:11 | No Comments

生き返った!

今日は2、3年振りに調律師さんが我が家に来ました。
私はファブリーニというペスカーラにある会社から
ピアノを借りているのですが、
契約をしてから家にピアノが来るまでに1ヶ月はかかりました。
また、調律師を呼ぶ時はミラノなどの遠い所から来て貰う為
人数を集めければなりません。
ついでに言いますと楽譜もなかなか手に入りません。
以前はボローニャに楽譜屋さんがあったのですが
もう随分前になくなってしまい、
現在はアカデミーの図書室でコピーするか友人に借りるか、
はたまた日本から送って貰わなければいけません。
まあミラノまで行けば手に入るのですが。。。
全てはイモラが田舎すぎるからなのです。
東京ではピアノの弦を切っても電話一本で翌日には来て貰えますし
楽譜はレアなものでもわりとすぐ手に入りますよね。
つくづく不便な街だと思うのですが
しかし田舎だからこそ都会よりは気にせずに練習出来ますし
治安も良いし、ゆっくり落ち着いて生活出来ます。
でもやはり時々は都会に出てメリハリのある生活を心がけたいです。
それにしても調律師さんが来てくれたおかげで
切れていた弦6本も張り直して貰えて
高音部分が久し振りにピアノらしい音が出るようになりました。笑
1年以上、ピアノにはないはずの音が出ていたので
やっと生き返ってくれた感じです。
さて、今日はF1フランスGP決勝がマニクールサーキットで行われ
ミヒャエル・シューマッハーが今季9勝目を挙げました。
佐藤琢磨選手の2戦連続表彰台を期待していましたが
序盤でマシントラブルのためリタイヤしてしまい残念でした。
最後におおっ!と興奮したのはルーベンス・バリチェロが
最後の周のしかも終盤にヤルノ・トゥルーリを抜いて
劇的に3位に入賞したことでした。
これであと8戦を残してフェラーリは158ポイント、
シューマッハーは90ポイント獲得です。
今季はシューマッハーはモンテカルロのコースアウト以外、全て優勝。
いつも安定した走りで、無駄がない感じがします。
常に勝つ、という事は非常に大変だと思います。
色々な重圧や条件の中戦っていつも一番になれるのは
勿論技術も必要でしょうが、それだけではなく
強い精神力を持っているからだと思います。
そういった精神力を持って普段から行動したいものだなと思いました。

Written by yuko 2004.07.05 08:13 | No Comments